2012.06.29更新
こんにちは、段塚です。
今日は前回の続きで、前・後十字靭帯損傷の検査と治療法を紹介します。
(前方引き出し検査)
特に多い前十字の損傷は、仰向けで膝を立てて、術者はふくらはぎを持ち前に引き出す。
その時、異常に引き出された場合、前十字の断裂を疑います。
後十字の損傷では、自分でも確認ができます。
仰向けで、痛めた足のかかとを台に乗せる。
その時、膝から下が地面にむかって下に落ち込んだら、後十字の断裂の可能性があります。
前・後十字靭帯共に、治療は靭帯の損傷の度合いにより、膝の不安定性が強い場合は手術。
軽いものに対してはギプスで2~4週間の固定をする。
ギプスをとった後、包帯からサポーターに換え、大腿四頭筋のリハビリをしていく。
痛めた直後はアイシング→マッサージ→ストレッチ→リハビリ
という流れになります。
2012.06.25更新
こんばんは!!川畑です。
さて、さっそくですが今回は、
低体温がまねく病気についてです☆
低体温(35℃)だと、更年期障害、新陳代謝の低下による肌のくすみ、
自律神経失調症、生理不順などを招くことが考えられます。
肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、生理痛、不眠などの不快症状が現れてきます。
また、かぜ等のウイルスに感染すると、
通常は体温を上げてウイルスを死滅させようとしますが、
低体温では内臓の温度が上がりにくく、抵抗力が弱まり、かぜが治りにくくなります。
低体温だとかなり体に対するリスクが高いですよね。。
次回は原因について綴りたいと思います。
まだまだ梅雨ですが、体調管理に気をつけていきましょう☆
川畑でした。
2012.06.22更新
こんばんは段塚です。
今日は靭帯損傷の第2弾!
前・後十字靭帯損傷を紹介します。
これはスポーツ外傷によって発生することが多く、後十字より前十字靭帯を痛める方が起こりやすいです。
また、前回紹介した側副靭帯損傷や半月板損傷と合併して発生する事もあります。
わかりやすい症状としては
前十字靭帯損傷
→ガクッとする・力が抜けるなどの膝関節の不安定性を訴え、慢性期には負荷がかかったときに膝から崩れ落ちる様な現象が起こる。
後十字靭帯損傷
→階段や坂道を下るときの不安定感や、しゃがみ込んだ状態からのジャンプができなくなる。
これらを検査する方法・治療についてはまた次回!
2012.06.18更新
こんばんは!!川畑です。
前回から、低体温と高体温を綴っております。
前回は、低体温より高体温が、健康なんだということを書きました。
今回は、低体温に関することを書きたいと思います。
低体温になると血行も悪くなり、免疫力も低下し、
疲労やアレルギー、生活習慣病などの多くの病気にかかりやすい状態になります。
低体温の人の体温は35℃台以下ぐらいで、この場合、新陳代謝が活発ではありません。
体温が下がり、低体温になると、基礎代謝が低下するため、脂肪を燃焼しにくくなり、
太りやすくなるとも言います。
低体温がまねく病気については、また次回にしますね。
明日あたり、台風が近づいています。
外出する際は、気をつけてくださいね☆
それでは、川畑でした。
2012.06.18更新
こんにちは、角田です。
風邪の引き始めで汗が出ていない時が葛根湯の良く効く時だと説明しました。
今回は、そんな時にもう1つ紹介します。
本当は状態によって数種類で構成されている方剤(葛根湯など)に生薬を足したり引いたりして加減をするのですが、そこまで細かくは説明できないので、簡単に話します。
前回葛根湯は汗がかいていないときだといいましたが、今回は汗がじわっとかいている時の漢方です。
それは、桂枝湯というものです。
この時大事なのは、汗がだらだらと大量にかいているのではなく、ジワっと表面にうっすらかいている時なのです!
この時は葛根湯のように寒邪ではなく、今度は風邪(ふうじゃ)という風にあたって体調を崩し、寒い所よりかは風にあたるとさむけが起きる事が多いです。
最近風邪ひきさんが多いので、皆様もおきをつけください。
2012.06.15更新
今週は側副靭帯損傷後の処置を紹介していきます!
靭帯の損傷が軽いもの~部分断裂の場合、1~3週間固定します。
固定中、ヒザを動かさずに大腿四頭筋の筋トレからリハビリ開始。
完全断裂の場合は、膝関節の不安定性が強く、手術をするケースが多いです。
固定は、重い損傷の場合モモの上からくるぶしの上までの範囲で、ギプスを使用します。
軽い損傷では、それよりも少し短めの固定で包帯と固定具を使用。
リハビリは、力を入れるだけの四頭筋のトレーニング→ヒザの屈伸→スクワットと、徐々に回復に合わせて行います。
以上が側副靭帯損傷になります。
では、またよろしくお願いします。
2012.06.11更新
こんばんは!川畑です。
いよいよ来ましたね~関東圏内も梅雨の時期に入りました。
なんだかすっきりしない時期に入りますが、一年を通じて、この季節も大切といえば大切ですね。。。
さて、
みなさんは、自身の体温を気にしたことがありますか??
僕は、以前からわりと低いほうで、36度ちょうどくらいでした。
まぁまぁ普通かなと思ってましたが、体温の平均はもう少し高く、36.5~37.5度くらいだそうです。
37度だと少し熱がでていてもおかしくないんじゃないかと思われがちですが、
体温が高めの人ほどリンパ球の数が多く、細菌やウイルスが身体の中に入るのを阻止でき、病気にかかりにくいようです。
つまり、低い体温より高い体温のほうが、健康的ということなんです。
次回はこのことについて、もう少し詳しく書きたいと思います!!!
それでは☆
川畑でした。
2012.06.09更新
こんにちは、角田です。
よく、風邪の引き始めには葛根湯が効くというのは有名ですよね!!
ただ、風邪の引き初めに効くって言われても、引き始めという言葉ものすごい線引きが曖昧ですよね。
なので、葛根湯が有効である状態を説明していきますね!
前にも述べているように、風邪を引く時には寒邪というものによって引き起こされることが多く
この、寒邪というものの性質で凝結させるというものがあります。
要は、冷えると固まるという事で、水を冷やせば氷の様に固まったり、寒い所にいくと身体がこわばったりするあれです!
そのため寒邪に感受した場合に身体の表面が固まってしまうので、汗がでなくなります。
身体は熱いのに、汗がでないなんて事は体験した事ありませんか?
風邪の引き始めで、さむけや鼻水や咳、喉の痛み、発熱が出て来ているけど、汗をかいていない。その無汗の状態が葛根湯の効く時なのです!
ただ、それだけで機械的には決める事は出来ませんので、診断を専門家にしてもらう事をお勧めします。
2012.06.08更新
こんばんは、段塚です。
今週からは膝関節に関わるケガをご紹介していきます。
まずは側副靭帯です。
内側と外側がにあり、関節の安定を図る役目をしています。
スポーツ外傷が多く、膝の内側又は外側が強く伸ばされる力がかかると痛めます
。
損傷が経度の場合は痛みも軽いが、靭帯の断裂を伴う損傷になると、強い痛みの他に関節の不安定性が明らかになります。
痛みの場所や、腫れ、痛めた原因を元に、側副靭帯の損傷を疑います。
その後、膝関節の横へのグラグラ感をみるテスト(側方動揺テスト)で検査をし、陽性であれば側副靭帯の損傷です。
先ほどスポーツ外傷が多いと言いましたが、横からの衝撃が膝にかかると痛めるので注意して下さい!
次週は処置を紹介します。今日は失礼します。
2012.06.04更新
こんばんは!!川畑です!
もうすっかり6月に入り、25度以上の夏日もあり、
いよいよ夏?!
その前にじめじめとした梅雨もやってきますが。。。
急に気温があがり発汗も活発になり、疲れも蓄積される時期でもあります。
疲れ、質のよい睡眠をとる方法の一つとして、
「むるま湯にゆっくりつかる」
ついついシャワーになりがちですが、
ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで身体の表面の血行がよくなり、熱が放出されます。
その結果、身体の中心部の体温(深部体温)が下がります。
人は、眠るときに1度近く、この深部体温が低下するといいます。
入浴によって深部体温を下げてあげることは、質の高い睡眠を得る上で非常に効果的な方法なので、
是非、リラックスの時間としてやってみていかがですが☆
それでは、水分はしっかりとって過ごしていきましょう!
川畑でした。